1995年の女性労働力は、全体の50%でした。それから20年以上を経て今や80%に近づく勢いです。そんな状況の中、企業の女性活用は必須ではないでしょうか。世界25カ国に拠点を展開されている国際運輸会社様では、積極的に「女性活躍」に取り組まれています。冒頭に代表取締役社長からの女性活躍に対するコミットメントメッセージから始まり、制度説明、そして、キャリア形成研修と一日かけた研修をマネージさせて頂きました。
キャリア形成においては、まず、今の自分を知る「自己理解」が重要です。
仕事に対する価値観の洗い出しから始まり、今の仕事を自己分析し「見える化」することで、次に「何がしたいか」「何が出来る」を明確化し、行動計画を作成して頂きました。皆さん、和やかな雰囲気の中、真剣に今のお仕事に向き合っていただきました。また、普段顔を合わさない同僚たちとの関係性の構築にもつながったのではないでしょうか。
出産・育児という変化の多い女性のキャリア形成において、企業が一丸となって取り組むことが、生産性の向上、ワーク・エンゲージメントと組織のWell-beingにつながることは間違いありません。ある投資の本に、「女性管理職が多い会社の業績は伸びている」とありました。企業がいかに女性活躍に貢献していくのかは、業績へ直結していると言っても過言ではない時代です。